医療法人藤慈会　藤井病院　臨床検査科

臨床検査科Clinical inspection

検査室目標

検査室目標正確な検査データを迅速に提供し
個人情報を守り
チーム医療の一員として
患者様に親切で信頼される
検査室を目指します

　(注)一部、医療従事者向けの表記がございます

生化学的検査	生化学自動分析装置　Accute 　「生化学検査」とは、各種体液（主に血液、尿）を遠心分離器にかけて有形成分（赤血球、白血球、血小板など）や無形成分（血清）とに分離し、血清中の物質を化学的に分析して病気の診断や治療の判定、病状の経過観察に欠かせないデータを提供する検査です。　検査室で使用される臨床化学自動分析装置は、常に安定した性能を発揮する事が求められています。近年では、データ精度などの性能に加えて、操作性、経済性も重視されています。東芝メディカルシステムズ Accuteは高性能を維持することは勿論の事、操作性、経済性を向上し、設置面積を低減した臨床化学自動分析装置です。同時最大35項目を、400テスト／時のスピードで効率良く処理。小型セルの採用により、最小120μLでの測定を実現。反応キュベットにはキズの付きにくい、硬質ガラスを採用。容積シリンジの採用により、検体量0.1μLステップ、試薬量1μLステップで設定。
免疫血清学的検査	抗原抗体反応の原理を応用した各種方法を用い、慢性関節リウマチや、その他自己免疫疾患の病態の判定に役立てます。
血液学的検査	多項目自動血球計数装置　SYSMEX K-4500 貧血，急性炎症性疾患などで，赤血球数や白血球数の検査結果がすぐに必要な場合わずかな血液から迅速に血球の算定や分類を行います。血液18項目の測定を全自動で行います。1検体約45秒で精度よく測定し、結果をK-DMSのディスプレイに表示。血球の弁別は、検体ごとに最適のディスクリレベルを自動的に設定。血液8項目の測定データに加え、白血球（三峰性）、赤血球、血小板の粒度分布図と10項目の解析データを提供。数値データのみでは得られない血球形態に関する情報を入手可能。試薬にシアンを含まないSLS(Sodium Lauryl Sulfate)-Hb法を採用し、クリーンで安定した測定を実現。
一般検査	抗原抗体反応の原理を応用した各種方法を用い、慢性関節リウマチや、その他自己免疫疾患の病態の判定に役立てます。
生理機能検査	心電図心筋梗塞、不整脈、虚血性心疾患などの情報が得られます。生体現象を電気的、物理的にとらえ記録する検査です。心臓超音波検査心臓の筋肉の状態、弁膜の状態、心臓内腔の状態、心臓の動き方などの情報が得られます。動脈硬化測定検査血圧脈波検査装置（ＰＷＶ）を用いて血管の健康度を知り、生活習慣を改善することで、動脈硬化の予防につながります。肺機能検査呼吸機能障害の性質、程度を知ることができます。腹部超音波検査主に胆嚢や肝臓、膵臓、腎臓、脾臓などの実質臓器の診断や、胆石、脂肪肝、胆嚢ポリープ、膵炎など多くの疾患の診断に用います。

■ 超音波画像診断システムを導入

当院では生理機能検査に欠かせない「超音波画像診断装置（エコー装置）」を、従来機に加え新たに導入。
　東芝メディカルシステムズ「Xario（エクサリオ）」の洗練されたフォルムに、東芝ならではの高画質性能を搭載し、やさしい操作性を追求したこの装置は、新発想のアーキテクチャに支えられた先鋭高画質により検査の「質」を鮮やかに塗り替えます。
　「この高画質は、すべての患者様のために」と謳った本装置のハイパフォーマンスが、医療現場の医師や検査技師を支えています。

限りなく広帯域、高感度化をはかるため、XBTプローブでは新素材の振動子を採用。そして、高い周波数帯域をそのままに、低い周波数帯域をさらに広げ、深部まで高感度・高分解能に表示することを可能に。
広い帯域の超音波信号を高精度に送受信するための、2つの伝送回路を搭載。
　高性能送受信回路で、広帯域なハーモニック信号を描出。
複数方向の超音波ビームにより情報を捉える空間コンパウンド技術と、複数の周波数を組み合わせて画像を構成する周波数コンパウンド技術の複合。
分解能が大幅に向上、微細な血流を分離して観察することができ、血流のカラー表示や血流方向による色分けにより、腫瘍に流入出する血流の判別も容易。
血管エコー検査でプラークの範囲を確認したり、腫大した甲状腺の全体像を簡単に判り易い画像で提示。